『おいしい給食』甘利田先生の転勤の理由をまとめて紹介!

『おいしい給食』を観ていると、甘利田先生の勤務している学校は何度か変わっています。

シーズンが変わるタイミングでそれまでと違う学校で勤務しているため「転勤の理由は何だったっけ?」と気になった方も多いかもしれません。

本記事では、甘利田先生のこれまでの転勤の理由と経緯を分かりやすくまとめて紹介します!

甘利田先生が勤務した中学校

まずは、甘利田先生が勤務した学校を一覧で整理してみましょう。

シーズン学校名備考
Season1(TVドラマ)常節中学校
劇場版『Final Battle』常節中学校この作品で黍名子中学校への転勤が決まる
Season2(TVドラマ)黍名子中学校
劇場版『卒業』黍名子中学校この作品で忍川中学校への転勤が決まる
Season3(TVドラマ)忍川中学校
劇場版『Road to イカメシ』忍川中学校

上記の表を見て分かる通り、甘利田先生は2回の転勤を経験しています。
次に、それぞれの転勤の理由について詳しく見ていきましょう。

第1回転勤(常節中学校 → 黍名子中学校)

転勤が決まったタイミングは、劇場版『おいしい給食 Final Battle』

甘利田先生の最初の転勤は、常節中学校から黍名子中学校への異動です。

その理由は、教育委員会による給食廃止の決定に関係しています。

転勤の理由と経緯

甘利田先生は 「給食を愛し、給食を楽しむことこそ教育である!」 という強い信念を持ち、毎日の給食を何よりも大切にしていました。

しかし、教育委員会が市内の中学校で給食を廃止する方針を決定

それにより、常節中学校でも給食がなくなることが決まってしまいます。

当然、中学校側が望んだわけではなく、教師にとっても突然の決定でした。
甘利田先生も大きなショックを受けましたが、大人として受け入れようと努力します。

そんな中、給食廃止を知らない生徒たち。

神野ゴウは「給食改革」を掲げ、生徒会長選挙に立候補します。生徒が提案する給食メニューの実現や、給食提案箱の設置を目指します。

しかし、立会演説の前に甘利田先生は、「学校給食がなくなる」ことを内緒で神野に伝えます
これを知った神野は、「そんな重要なことを大人だけで決めるなんて許せない」と熱弁。

生徒たちも給食廃止を知ります。反対の嘆願書が教育委員会に大量に届きますが、最終的に方針は変わらず、給食はなくなることに。

そして、教育委員会の鏑木の給食を軽んじる発言に、甘利田先生は我慢できず。

給食をバカにするあんたに教育を語る資格はない!と痛烈に批判。

これが決定打となり、鏑木から 「それなら給食のある学校へ転勤ですね!」 と言われ、転勤が決まります。

ただし、異動先は「給食のある学校」だったため、結果的には給食のある環境を手に入れることになりました。
こうして、Season2では新天地・黍名子中学校に赴任することになります。

第2回転勤(黍名子中学校 → 忍川中学校)

転勤が決まったタイミングは、劇場版『おいしい給食 卒業』

黍名子中学校から忍川中学校への異動です。

甘利田先生の2回目の転勤は、「教師の越境トレード」という自ら希望したものでした。

越境トレードの理由は、大きく2つあります。

理由① 宗方先生のために身を引く決意

黍名子中学校の教師・宗方早苗先生は、お見合い相手(函館の教師)との結婚で悩んでいました。

しかし、酔った甘利田先生の突然の発言 「結婚するなら宗方先生のような方なんでしょうね」がきっかけで心が揺れ動きます。

悩む宗方先生を見て、甘利田先生は「彼女の幸せのために、自分は身を引こう」と決意。

そこで、函館の教師と越境トレードを申し出て、異動を決めます。

理由②「給食の味を取り戻す」ため

転勤を決めたもう一つの理由は、教育委員会の鏑木から離れることで、地域に「給食の味を取り戻せるのではないか」と甘利田先生が考えたからです。

黍名子市給食センターは「より健康的な給食を目指す」として、給食メニューの改革を決定

  • 栄養素重視
  • 肥満防止

を重視した献立になり、良いことに思えました。

しかし、改革されたメニューを食べると、

  • 甘さ控えめ
  • 量少なめ
  • 薄い味付け

などの変化があり、その結果「まずい」「味気ない」と残食率も増加し、生徒たちの笑顔もなくなりました。

大不評の給食メニュー改革。

この改革にはかつて甘利田先生を転勤させた教育委員会の鏑木が関与していたのです。

甘利田先生 vs. 教育委員会の鏑木、再び激突!

甘利田先生と教育委員会の鏑木は、給食メニューの改革について揉めて、再び衝突します。

そして因縁の戦いの中で、甘利田先生は気づきます。
「自分がここにいる限り、この地域の給食の味は守れない…」

「だったら、自分が去ることで、給食の味が元に戻るかもしれない」

そう考えたことが、自ら転勤を希望するきっかけのひとつとなったのでした。

まとめ:給食を愛する教師の転勤の理由とは?

甘利田先生の転勤の理由をまとめると、

  • 1回目の転勤 :教育委員会との対立で強制転勤(給食廃止の戦い)
  • 2回目の転勤 :教師の越境トレード+給食の味を取り戻すために自ら去る

というものでした。

以上、2度の転勤は、どちらも「給食」に関わるものでした。