
最近は大谷翔平選手をはじめ、多くの日本人選手がメジャーリーグで大活躍していますね!
その姿をきっかけに「メジャーリーグってどうなってるの?」「仕組みが難しそう…」と思った方も多いのではないでしょうか。
この記事では、メジャーリーグの完全初心者さん向けに、チームの所属・リーグの仕組み、シーズンの流れまでを、やさしく解説します!
メジャーリーグとは?チームの仕組み
メジャーリーグ(MLB)とは、アメリカのプロ野球の最上位リーグです。
正式名称は「Major League Baseball(メジャーリーグ・ベースボール)」で、日本では「大リーグ」とも呼ばれます。
MLBには2つのリーグがあり、
- アメリカンリーグ(ア・リーグ)に15チーム
- ナショナルリーグ(ナ・リーグ)に15チーム
の合計30チームが所属しています。
さらに、それぞれのリーグは「東・中・西」の3つの地区に分かれています。
全体像は次のようになります↓
MLB(全30チーム)
├─ アメリカンリーグ(AL) 15チーム
│ ├─ 東地区(5チーム)
│ ├─ 中地区(5チーム)
│ └─ 西地区(5チーム)
└─ ナショナルリーグ(NL) 15チーム
├─ 東地区(5チーム)
├─ 中地区(5チーム)
└─ 西地区(5チーム)
このように分かれており、例えば、
- ロサンゼルス・ドジャース は「ナショナルリーグ西地区」
- ニューヨーク・ヤンキース は 「アメリカンリーグ東地区」
に所属しています。
シーズン全体の流れ・仕組み
MLBのシーズンは大きく3つの期間に分かれています。
まず、全体の流れをざっくりと表にまとめました!
| 時期 | 内容 | 試合数の目安 |
|---|---|---|
| 3月末〜9月末 | ①レギュラーシーズン(全30チームが162試合) | 各チーム162試合 |
| 10月 | ②ポストシーズン(上位チームのみ) | 最大20試合前後 |
| 10月末〜11月初旬 | ③ワールドシリーズ(リーグ王者同士) | 最大7試合 |
驚くのはレギュラーシーズンの長さですね。162試合が行われます。
詳しく見ていきます。
①レギュラーシーズン【地区優勝・上位目指す!】
レギュラーシーズンでは、約6か月間をかけて162試合を戦い、地区優勝・上位進出を目指します。
試合の内訳はこちらです。
| 対戦相手の種類 | 試合数の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 同じ地区のチーム(同地区内4チーム) | 約52試合 | 1チームと約13試合ずつ。ライバル戦が多め |
| 同じリーグの他の地区チーム(10チーム) | 約64試合 | 同リーグ内での対戦 |
| もう片方のリーグ(交流戦・インターリーグ) | 約46試合 | アメリカンvsナショナルの対戦!(例:ドジャースvsヤンキース) |
| 合計 | 162試合! | 約6か月にわたる長い戦い |
ポイントとしては、
- 「同じ地区のチーム」とはたくさん戦う
- 「他の地区やもう一方のリーグ」ともバランスよく対戦する
という仕組みになっています。
②ポストシーズン【リーグ優勝チーム決定】
レギュラーシーズンが終わると、各リーグの上位チームによるポストシーズン(プレーオフ)が始まります。
ここでは、地区優勝チームやワイルドカード枠のチームがトーナメント形式で戦い、リーグチャンピオンを決定します。
③ワールドシリーズ【王者決定へ】
最後に、アメリカンリーグ王者とナショナルリーグ王者が激突するのが「ワールドシリーズ」です。
7試合制で行われ、先に4勝したチームMLB全体の王者となります。
野球ファンにとっては、一年の集大成となる最大のイベントです!
まとめ:MLBを知ると、もっと野球が楽しくなる
メジャーリーグ(MLB)は、世界最高峰のアメリカ野球リーグです。
合計30チームが長いシーズンを戦い抜き、最後にたった1チームだけが「世界一」の座をつかみます。
最初は「リーグ」や「地区」など少し複雑に感じるかもしれませんが、チームの所属や仕組みを知ると、試合の面白さがぐんと増します!
推しチームを見つけて応援したり、ワールドシリーズで頂点を争う瞬間を見届けたり――
MLBの世界は、知れば知るほどワクワクが広がっていきます。