
ドラマ『マンダロリアン』シーズン2のラストで、切ない別れを迎えたマンドー(ディン・ジャリン)とグローグー。
しかし、シーズン3の第1話では、なぜか最初から二人が当たり前のように一緒に宇宙船に乗っています。
- 「どうして一緒にいるの?」
- 「自分の見落としで、話が飛んでしまった?」
そう戸惑った方も多いのではないでしょうか。
実は、二人が再会を果たすのは、『マンダロリアン』本編ではなく、ある別のスピンオフ作品のなかで描かれているのです。
そこでこの記事では、シーズン3を楽しむために「どの作品の、何話のどこ」を観ればいいのかを解説します。
なぜ、マンダロリアン3でグローグーが一緒にいる!?
『マンダロリアン』シーズン2のラストであれほど切ない別れをしたはずなのに、シーズン3の冒頭で何事もなかったかのように二人が一緒にいるのは、誰もが驚くポイントですよね。
実は、この空白の期間に起きた出来事(ルークとのその後)は、別作品である『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』の中で描かれているのです。
「シーズン3を楽しむために、別のドラマシリーズ(ボバ・フェット)をまた最初から全話観なきゃいけないの?」と感じるかもしれませんが、すべてを無理に観る必要はありません。
シーズン3を楽しむために、これだけは押さえておきたい重要エピソード(最短ルート)をまとめました!
【最短】ルークとの修行や再会は何話?ボバ・フェットの重要回
『ボバ・フェット』は全7話の作品ですが、『マンダロリアン』に関わるストーリーを知りたいだけなら、前半の第1話〜第4話はスキップしても問題ありません。
前半は、伝説の賞金稼ぎボバ・フェットが砂漠の惑星タトゥイーンで裏社会の抗争に挑む、泥臭いハードボイルドなストーリーが中心です。
『マンダロリアン』のような親子の旅のワクワク感を期待していると、最初は雰囲気の違いに戸惑うかもしれません(私自身も、物語に入り込むまで少し時間がかかりました)。
マンドーとグローグーの物語を追いたい方が観るべきなのは、後半の第5話〜第7話だけです。
実はこの3話、ファンの間では「実質『マンダロリアン』シーズン2.5」と呼ばれるほど、完全に二人が主役のストーリーになっています。
各話で回収できる内容は以下の通りです。
第5話:「マンダロリアン」のその後
グローグーと別れた後、マンドー(ディン・ジャリン)が何をしていたのかが描かれます。新しい宇宙船の調達など、シーズン3に直結する重要エピソードです。
第6話:「ルークとグローグー」のその後(ジェダイ修行の時間)
偉大なジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの元でジェダイの修行に励むグローグーの姿が描かれます。
そしてこの修行の時間の終わりに、グローグーは「ある重大な決断」を下すことになります。
第7話:マンドーとグローグーの感動の再会シーン
物語が大きく動くクライマックス!ここでついに、待ち望んでいた二人の感動の再会シーンが訪れます。
激しい戦いの中で、お互いを想う絆の強さに胸が熱くなること間違いなしです。
このように、『ボバ・フェット』を全話観る時間がない場合でも、この後半3話(特に5話・6話)を押さえておくだけで、シーズン3への繋がりは綺麗に補完されます。
「なんで最初から一緒にいるの?」というモヤモヤも、この3話を観ればすっきりと解消されますよ。
離れていた時間があったからこそ、シーズン3の絆が深まる
いつも一緒だった二人があえて離れ離れになることで、お互いの存在の大きさを再確認する時間は、観ているこちらまで胸が締め付けられるような切なさがあります。
自分と向き合う時間は、幼いグローグーにとっても大きな試練でした。
二人の出会いは偶然でしたが、マンドーがグローグーを守り、共に過ごすうちに、いつの間にか本物の親子のような深い絆が生まれました。
だからこそ、『ボバ・フェット』の後半で描かれるグローグーの決断と、離れていた時間を経ての再会を観ておくと、シーズン3での二人の姿が、より一層愛おしく、大切なものに感じられるはずです。
『ボバ・フェット』も、ディズニープラス
『マンダロリアン』を地続きでしっかりと楽しみたいなら、この後半3話はセットで観ておくのがおすすめの視聴ルートです。
『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』は、AmazonプライムビデオやNetflixでは配信されておらず、ディズニープラス(Disney+)の独占見放題配信となっています。
今すでに『マンダロリアン』を観られている方であれば、プランの追加料金なしで、今すぐそのまま再生可能です。
『マンダロリアン』シーズン3の第2話を進める前に、少しだけ寄り道をして、あの再会シーンをその目で確かめてみてください。これからの広大な銀河の旅が、もっと深く楽しめるようになりますよ。
【時間がない人向け解説】グローグーはジェダイにならない?
「どうしても今すぐ結末だけを知りたい!」
「他作品を観る時間がないけれど、内容だけは追いつきたい」
という方のために、ここからは『ボバ・フェット』第6話以降のネタバレを含みつつ、グローグーが下した重要な決断について要約して解説します。
※ここから先は、『ボバ・フェット』第6話以降のネタバレを含みます↓
『ボバ・フェット』の第6話で、グローグーはルーク・スカイウォーカーから、今後の人生を左右する「究極の二者択一」を迫られます。
- ジェダイの道を選ぶか(ヨーダのライトセーバー)
- マンダロリアンの道を選ぶか(マンドーから貰ったベスカーの鎧)
ちなみに、スター・ウォーズ(ジェダイ)の世界では、愛することも「執着」の一部とされていて、これが暗黒面(ダークサイド)に落ちる原因のひとつと考えられているのです。そのため、ジェダイとして生きるなら、愛着も手放す必要があります。
ルークは、グローグーの心にマンドーへの強い執着(愛着)が残っていることや、その葛藤から修行に身が入っていないことを見抜き、どちらの道を進むべきか、本人の意志に委ねたのです。
そしてグローグーが選んだのは…
大好きなマンドーが贈ってくれた「ベスカーの鎧」でした。
◆初めて「自分の意志」でマンドーを選んだ瞬間
この決断には、本当に大きな意味があります。
実はそれまでの旅において、マンドーは一貫して「グローグーを仲間の元に返すこと」を義務として動いていました。そこには、まだ幼いグローグー自身の意志は反映されていません。
しかし今回は違います。
グローグーは自分の強い意志で、マンドーの元へ戻ることを決断したのです。
偉大なジェダイとして生きる未来よりも、フォースの力を「大好きな家族を守るため」に使いたい――。
このグローグーの愛に満ちた選択と、離れて気づいた本物の親子の絆こそが、彼が「ジェダイにならない」と決めた一番の理由なのです。