
SNSやニュースでたびたび話題になるプロ野球選手・山本由伸さん。
野球を全く見ない人でも、「山本選手がすごいらしい」という声を耳にすることがあるのではないでしょうか。
では、具体的に何がすごいのでしょうか?
ここでは、野球が詳しくない方にもわかるように、5つのポイントに分けてご紹介します。
山本由伸選手の基本情報
まず、山本由伸選手の基本情報をまとめました。
名前 | 山本 由伸(やまもと よしのぶ) |
生年月日 | 1998年8月17日 |
出身地 | 岡山県備前市 |
身長/体重 | 178cm/80kg |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2016年 ドラフト4位(オリックス) |
経歴 | 都城高等学校 →オリックス・バファローズ (2017–2023) → ロサンゼルス・ドジャース(2024–) |
山本由伸選手は何が凄い?5つの理由
それでは、山本由伸選手がなぜすごいと言われるのか、その理由を5つを解説していきます!
① 圧倒的なコントロールと安定感
山本投手の一番の武器は、狙ったところに正確に投げられるコントロール力です。
プロ野球選手でも思い通りにコースを投げ分けるのは難しいのですが、山本選手はほぼ寸分違わず投げられる精度を持っています。
四球(フォアボール)が少なく、試合の流れを安定させられるため、チームからの信頼も厚いです。
ストレートはもちろん、変化球のスプリット、カーブ、シンカーなど、どの球種でも構えた位置に正確に投げ込む技術があることが山本選手のすごさの理由のひとつです。
② すべての球種を使いこなす完成度
山本投手は複数の球種を使いこなします。
ストレート、スプリット、カーブ、スライダー、シンカー、カットボールと、多くの球種がどれも一流です。
さらにすごいのは、そのすべてが「決め球」として使えるという点です。
特にスプリットは、ストレートとほぼ同じ軌道から急に落ちるため、打者がタイミングを合わせるのは至難の業。
また、球種ごとの投げ方や腕の振りがほぼ同じなので、打者は「何が来るのか分からない」状態になり、対応が極めて難しくなります。
③ 高い身体能力
山本選手は、身長178cm。
プロ投手としてはやや小柄ですが、それでも最速159kmの速球を投げた記録があります。
他の日本人投手の身長と最速球速と比べてみると、
選手名 | 身長 | 最速球速 |
---|---|---|
大谷翔平 | 190.5 cm | 165 km |
ダルビッシュ有 | 195.6 cm | 159 km |
佐々木朗希 | 188 cm | 165 km |
このように、180cmを超えた選手が活躍しています。
山本選手は大柄な投手が多い中でも、肩を並べる速さでボールを投げています。
これは体格に頼らず、 体の使い方やフォームの効率によってパワーを最大限引き出しているからです。
メジャーでは先発投手の平均身長が190cmを超えるため、小柄でも活躍する山本投手の存在は驚きです。
④ 冷静で賢いメンタル
試合中にピンチになっても、ほとんど表情を変えないことも山本選手の凄いところです。
冷静でいるのは簡単なようで、とても難しいです。
しかし走者が出ても慌てず、山本選手は淡々と自分の投球を続けます。
大舞台でも平常心を崩さず狙い通りの投球を貫けるメンタルの強さは、大きな武器になっています。
また、投球でどの球種を投げるかが重要ですが、配球の組み立てがとても考えられています。
同じコースや球種を続けず、相手打者の裏をかく戦術が得意です。
これは「何を投げてもフォームが同じ」に見えるため、打者が迷わされるから出来ることでもあります。
⑤ 圧倒的な実績
山本投手は、現在メジャーリーグで活躍中ですが、日本プロ野球(NPB)時代から圧倒的な成績を残しているのも凄い点です。
実績 | 内容 |
---|---|
投手四冠(3年連続) | 「最多勝利」「最優秀防御率」「最多奪三振」「最高勝率」の全制覇 |
「沢村栄治賞」3年連続受賞 | 日本の最優秀投手に贈られる賞を3年連続受賞 |
ノーヒットノーラン2回 | 相手に1本もヒットを打たせない試合を2年連続で達成 |
ドジャースと巨額契約 | 契約期間12年で、総額3億2500万ドル(約465億円)の契約。 メジャーリーグ投手史上最高額 |
このように実績をみても山本選手のすごさが分かりますね。
山本由伸選手は何が凄い?5つの理由【まとめ】
山本由伸選手がすごいと言われる理由を5つ紹介しました。
- 圧倒的なコントロールと安定感
- すべての球種を使いこなす完成度
- 小柄ながら最速159kmを出す身体能力
- 冷静で賢いメンタル
- 圧倒的な実績
これらを兼ね備えた、まさに投球の職人とも言える投手です。
現在、メジャーリーグで活躍中の山本選手。その技術と頭脳がどこまで通用するのか、これからも世界中の野球ファンとともに注目していきたいですね!