映画『8番出口』ってどんな話?あらすじや見どころを紹介します!

2025年8月に公開される『8番出口』は、話題のインディーゲームを原作とした映画です。

本記事では、映画『8番出口』のストーリーやキャスト情報、見どころについて詳しく紹介します!

「ゲームが映画に?」
「どんなストーリー?」
「なぜループするの?」

と気になる方のために、今回は映画のあらすじや見どころ、元ネタとなったゲームについても分かりやすく紹介します!

映画『8番出口』ってどんな話?あらすじを分かりやすく解説します!

映画『8番出口』は、無限に続く地下通路を舞台にした、ちょっと不思議でホラー要素のある作品です。

主人公の迷う男(演:二宮和也)は、白く無機質な駅の地下通路を何度も歩きます。すれ違うスーツ姿の男や、周囲の異変に違和感を覚え、「同じ通路を繰り返している」と気づきます。

そして、壁に貼られた案内文を発見。

【ご案内】
・異変を見逃さないこと
・異変を見つけたら、すぐに引き返すこと
・異変が見つからなかったら、引き返さないこと
・8番出口から出ること

この不思議なルールのもと、主人公は異変を見つけながら、本当の出口=「8番出口」を目指して歩き続けます。

ジャンルはホラーとはいえ、心霊系ではなく間違い探し」のようなループ描写が中心です。

謎を解きながら少しずつ進んでいくタイプのやさしいホラーなので、ホラーが苦手な方でも見ることが出来るのではないかと思います。

映画『8番出口』の基本情報

項目内容
公開日2025年8月29日(金)
上映時間1時間40分
配給東宝
ジャンルホラー、脱出
監督川村元気
脚本平瀬謙太朗、川村元気
原作KOTAKE CREATE(ゲーム)

キャスト紹介

主人公は“迷う男” 二宮和也さんが主演

主人公の「迷う男」を演じるのは、二宮和也さん。
白く無機質な地下通路をさまよい、異変に気づきながら出口を探し続ける役どころです。

無表情で何度も歩き続ける姿や、じわじわ追い詰められていく演技が、物語の緊張感を引き立てます。

スーツ姿の謎のおじさんを演じるのは河内大和さん

ループ空間の中で何度もすれ違うスーツ姿の男=「謎のおじさん」を演じているのは、舞台やドラマで活躍する河内大和さん。

ドラマ『VIVANT』でも話題を呼んだ俳優で、その存在感が本作でも大きなポイントとなっています。

その他キャストも注目!

  • 小松菜奈さん(映画『渇き。』『糸』など)
  • 花瀬琴音さん(映画『遠いところ』)
  • 浅沼成さん(子役)

詳細はまだ発表されていませんが、それぞれが物語の異変や謎に関わる役として登場しそうです。続報に注目です!

「なぜループするの?」世界観と見どころ

『8番出口』の最大の特徴は、「異変を見つけて引き返す」というルールが世界観の中心にある点です。

同じようで何かが違う地下通路を、主人公の二宮和也さんが何度も往復しながら、少しずつ正しい出口を目指して進んでいきます。

物語の始まりは、0番の地下通路。

地下通路を歩きながら周囲の人や物を観察し、異変が見つからなければそのまま先に進みます。

もし異変があれば引き返す。

自分が選んだ答えが正解なら、0番→1番の通路に進むことが出来るという仕組みです。

これを1、2、3番…と繰り返し、連続で正解すれば8番出口から脱出できます。

しかし、間違えたらまた0番からやり直しで、無限ループが繰り返されます。

元ネタのゲームでは、異変探しがメインで「ストーリー性」はありませんでした。

今回の映画化では、新たなキャラクターやどんな物語が加わるのかが楽しみな所です。

特に、「何度も現れるスーツ姿のおじさん」が物語にどう関わってくるのか、大きな見どころです!

映画化の元ネタゲーム『8番出口』とは?

2023年11月にSteamで販売が開始され、瞬く間に話題となったインディーゲーム『8番出口』。
制作者はKOTAKE CREATE氏。全世界で累計170万ダウンロードを突破した大ヒットゲームです。

ジャンルとしては「ウォーキングシミュレーター・ホラー」。
プレイヤーは、日本の地下通路にインスパイアされた無機質な空間を歩きながら、0番出口(スタート地点)から8番出口を目指します。

なぜ話題に?『8番出口』が注目される理由

『8番出口』がここまで注目された理由は、大きく2つあります。

まずひとつは、「ホラーゲームなのに新しい体験ができる」という点。
従来のホラーといえば、驚かされたり、逃げたりといった要素が中心でしたが、『8番出口』では観察して判断するという全く違うアプローチが求められます。

怖いのに、ずっと見ていたくなる。
静かだけど、緊張感が止まらない。
この独特なゲーム性が、多くの人に「新鮮!」と受け入れられました。

そしてもうひとつの大きな理由が、ゲーム実況者たちの拡散力です。
登録者100万人を超える人気YouTuber、芸人たちがこぞってこのゲーム実況し、SNSでの盛り上がりに拍車がかかりました。

このバズがきっかけとなり、Nintendo Switch版、さらにiOS/Android版へと展開。インディーゲームとしては異例のヒット作となりました。

SNSで話題になった「異変探し」の面白さ

『8番出口』最大の魅力は、なんといっても異変探しにあります。

間違い探しのようでいて、明らかに“何かがおかしい”通路。
例えば…

  • さっき見たポスターが微妙に違う
  • 蛍光灯の配置が不自然
  • 通行人がいつもと違う

こうした異変を見逃さず、「これはおかしいぞ?」と思ったらすぐ引き返す。
一見単調な繰り返しの中に、プレイヤーをドキッとさせる仕掛けが満載です。

異変に気づきそうで気づかない。

出られそうで、なかなか出られない。

そんなもどかしさと、前に進めた時の達成感が楽しませてくれます。

映画化も決定し、主演は二宮和也さんに。

無限ループ、観察、違和感、不安、そして脱出——。

「異変」を見極め、無限ループを抜け出せるか!?

このゲームが、スクリーンでどんな“異変”を見せてくれるのか、今から楽しみですね。