
ゲーム実況者として人気のジャック・オ・蘭たんさん。
最近実況を見始めた方の中には、コメント欄などで視聴者が「カビ」と名乗っているのを見て、ちょっと驚いた方もいるのではないでしょうか。
初めて聞いた人からすると、「カビってどういう意味?」と気になりますよね。
今回は、「カビ」の元ネタや背景をリサーチしました!
ジャック・オ・蘭たんの「カビ」とは?意味を解説
ジャック・オ・蘭たんさんの視聴者が自分たちを「カビ」と呼ぶのは、
- ヘビーリスナー
- 古参のファン
といった意味合いで、ファン自身が使っている愛称です。
実際に「ジャック・オ・蘭たんさんのカビ」というような表現がされることもあります。
普段のカビという言葉にはあまり良いイメージがないので、初めて聞くと驚くかもしれません。
ですが、蘭たんさんとファンとの間で、距離の近い、気兼ねないやり取りの中で、この「カビ」という言葉が浸透していったようです。
ジャック・オ・蘭たんの「カビ」の元ネタはどこから?
調べてみたところ、カビという呼び名が広まったきっかけは、2015年に行われたニコニコ生放送「第13回パンズ蘭ビリンス」での発言だと分かりました。
当時の放送では生放送中に、会話が広がらなかった場面がありました。
その時、蘭たんさんが冗談まじりに、
「実況者だからって話が面白いと思うなよ」
「話が面白かったら、ネットの隅っこでコソコソやってないですから」
「暗~。なんかこの放送。カビ臭いマンだわ」
と自虐トークを展開。
このとき蘭たんさんは、視聴者とのやりとりの中で冗談まじりにこんなことを語りました。
「カビ臭いマンが1200人も集まってる」
「ヘビーユーザーが多いな~。視聴者カビ臭いマンが多い」
「6~7年前の話をまだしてくるもん。おれでも忘れてるネタとかあるのに」
「いつまで引っ張ってんだよ、カビ臭いマン」
と、カビから連想して、古いネタをずっと覚えている視聴者を「カビ臭い」とユーモアを込めて表現したんですね。
これは蘭たんさんのキャラクターだから成り立つことで、すごいなと思いました。
視聴者をけなす意図ではなく、「放送がジメジメしてるね」と笑いに変えるための表現。
これに対してリスナーも、
「カビ生えたとか、内輪ネタだわ」
「カビ不可避www」
「またヘビーユーザーにしか分からないネタ増えた」
「ヘビーユーザー極めたら、カビユーザーに昇格できるん?」
などと楽しげに乗っかり、やりとりの中で自然に「カビ」が定着していきました。
ジャック・オ・蘭たん本人も「カビ」に言及していた!【X投稿】
実は2018年には、蘭たんさん本人もXで「カビ視聴者」について触れています。
「気がついたらカビみたいな視聴者しかいなくて、新規が血だらけで倒れてたしなwww」
と、独特の表現で古参ファンの存在を語っています。
この冗談からも分かるように、蘭たんさん自身も「カビ」という呼び名をネタとして楽しんでいるのが伝わってきますね。
まとめ|ジャック・オ・蘭たんとファンをつなぐ「カビ」の呼び名
ジャック・オ・蘭たんさんのファンが「カビ」と呼ばれる理由をまとめると…
- 2015年の生放送での冗談がきっかけ
- そこからリスナーが自ら「カビユーザー」と名乗るようになった
- 蘭たんさん本人も後にSNSで触れる
という流れで広まったと考えられます。
最初は冗談から始まった「カビ」ですが、今ではファンを象徴する呼び名になっています。
長年愛されている実況者ならではの表現ですね。
「カビ」という呼び名は、初めて聞いた時、ネガティブに見えて驚くかもしれません。
ですが実際には、長年応援しているコアなファンだからこそ誇らしく名乗れる愛称だと言えますね。