
世の中に情報があふれる時代。
「どのトレーニングが正しいの?」
「結局どれを選べばいいの?」
と迷ってしまうこと、ありますよね。
そんな時代に山本由伸選手は、筋トレをせず、他の選手とは違うトレーニングを選びながら結果を出してきた選手です。
では、どうやって自分に合うトレーニング方法を選び、迷わず続けているのでしょうか?
この記事では、山本選手の言葉をもとに、トレーニング迷子にならない考え方を探ります。
山本由伸選手のトレーニングの「選び方」
トレーニングをどう選ぶべきか。そのヒントになる山本選手の言葉を紹介します。
今は理論やトレーニングなどの情報が溢れかえる時代です。ただ、全てを遮断するのは良くない。もしかしたら、自分に合ったアドバイスが、どこかにあるかもしれない。そこで取捨選択する力を養ってほしい。自分の軸がしっかりあるなかで、少しでも共感できるものがあれば取り入れればいいと思います。
山本選手は、情報の多い時代だからこそ自分の軸で判断し、共感できるものだけを取り入れることが大切だと語っています。
判断軸なしに次々と方法を変えてしまうと、何が正しいのか分からなくなるだけ。
だからこそ“自分軸”が必要だという考え方です。
山本由伸選手のトレーニング方法
山本選手の活躍により、「ウエイトをしない」「BCエクササイズって何?」などトレーニング方法が話題になることも増えています。
しかし、山本選手自身は、
- ウエイトトレーニングを否定しているわけではない
- BCエクササイズが万能と言っているわけでもない
のです。
たくさん存在するトレーニング方法の中から、自分にとって最も最適だと判断しているから選んでいるのです。
外に正解を求めず、自分の中に軸を持つ姿勢
山本選手の特徴は、自分の感覚を大切にしているところにあります。
例えば、「有名な選手がやっているから試す」ではなく、自分の目的を達成するために必要だから取り入れるという選び方をしています。
外の評価に左右されず、自分の中の軸で判断。
もちろん、もし結果が出なければその責任は自分に返ってきます。
それでもなお、周りに流されず、自分の感覚を信じて試す姿勢を貫いています。
トレーニングは「やり込むことが大切」
そしてトレーニング方法を決めたら、「やり込むことが大切」だと山本選手は語っています。
山本選手は、
「良いトレーニングはたくさんあるし、どれが正しいという答えはない」
と前置きしたうえで、
「いろんなトレーニングをかじってはやめて…という人は、結局やり込めない。どのトレーニングでも、まずはしっかりやり込むことが大事」
と強調しています。
さらに、
- 「合う・合わないを気にする前に、まずできないと意味がない」
- 「できていない段階で合わないと判断する人が多い」
といった考えも語っています。
こちらの動画で詳しく話されています。
どれだけ良いトレーニング方法があっても、やり込む力がなければ成果は出ません。
逆に、しっかりやり込んだ先にこそ「本当に自分に合うかどうか」が見えてきます。
まとめ
山本選手の考え方を整理すると、
- まずは自分の軸(判断基準)を持つ
- 試すことは良い、でも浅く手を出しすぎない
- 合う/合わないは、やり込んで初めて判断する
この考え方は野球に限らず、勉強や仕事、趣味などどんな分野にも応用できます。
大切なのは、誰かの正解ではなく、自分が続ける軸や目的を持つこと。
情報があふれる現代だからこそ、迷わずに方法を選ぶには「自分軸」が大切です。